少し長いですが、読んで頂けたら幸いです。

先日ジャッジ研修に参加してきたのでその時に感じたことなんかを書きたいと思います。
とはいえ、ジャッジに関する話は他の人も色々書いていたと思うので、僕はこの研修を通していちプレイヤーがどういう気持ちで対戦するのがいいかってのを書いていきたいと思います。


そもそもポケモンカード(に限らず多くのカードゲーム、対戦ゲーム)っていうのは一人ではできません。
(コレクションを眺めたり、一人回しやデッキ構築はここでは含みません)
つまり、「相手ありき」のゲーム、対戦相手あってこそのポケモンカードなのです。
対戦相手がいることを当たり前と思わず、相手を尊重し、フェアに戦う事。
これがポケモンカードにおける大前提るであると考えます。

具体的に話を掘り下げます。
ポケモンカードは対戦の前にあくしゅ、挨拶をすることが推奨されています。
また公式に載っているペナルティチェックシートには"非紳士的行為"という項目もあります。
http://www.pokemon-card.com/assets/document/penalty-chart.pdf
この"非紳士的行為"についてはイカサマなどは当然含まれますが、故意の遅延行為なども含まれると思います。この「非紳士的行為」、かなりあいまいな表現ともいえるので、「大声でわめきちらし相手を威嚇する」なんてのもペナルティの対象になるかもしれませんね。


さて、ここまで書いたようにポケモンカードは「二人で行う対戦競技」です。
ですから、相手の(意図しない)ミスに対しても自分で注意する必要があります。
こんな感じの話を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

私(A)は相手(B)のミスに遅れて気が付き、ジャッジを呼んだ。
巻き戻せないところまで場面が進んでいたため、サイドペナルティとしてサイドを1枚引かせてもらった。
しかし、サイドペナルティの他に私とB両方に警告が課せられた。

何故Aにも警告が課せられているか、それはポケモンカードが二人で行うものだからでしょう
研修会では「たしかにBがミスしたのは悪い。しかしAもそれを見逃したという落ち度がある。だからAにも警告が課せられる」というように伺いました
ですから、対戦中は自分だけでなく相手のプレイに対しても注意を払い、対戦相手と二人でよりよい対戦をつくっていく必要があるのです

また、ポケモンカードは基本的にはセルフジャッジであり、会場にいるジャッジなどは疑問や問題が起こった際に対戦者二人の間に入り、助っ人として公平に取り持つというのが普通だと考えていいでしょう。
基本的には「セルフジャッジ」です。つまり、自分の身を守れるのは自分なのです。
周りの人が助言する行為、口出しする行為も大型大会では禁止されています。
分からないルール、裁定が発生し、相手に説明されたが理解できない時、自分の意見の方が正しいと思う時はジャッジを呼ぶべきです。
そして、ジャッジも人間ですから間違える時があります。ジャッジの裁定にも納得できない時、私たちはマスタージャッジを呼ぶことができます。
しかし、この「ジャッジを呼ぶ」という行為、自分に自信が無い場合、(相手がこんなにどうどうと言ってるし、相手が正しいんだろうなぁ)と思い、諦めてしまう人が多いようにも思います。
ここら辺に関してはポケモンカードのルールや処理手順、裁定に常日頃からどれだけ触れているかで自信が変わってくるので、沢山勉強しておきましょう。
ポケカロンさんのブログなどは裁定をクイズ形式でまとめてくださっているので読んでみると面白いかもしれません。
http://pokekaron.diarynote.jp/
繰り返しになりますが、自分の身を守れるのは自分だけなのです。



以上が僕がジャッジ研修を通して感じたプレイヤーとしての在り方です。
対戦相手を尊重し、紳士的に立ち振る舞い
よりよい対戦を行って行けるよう頑張りましょう。

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